どうもこんにちは、S.Y N(シン)です。
本日は読書投稿日ですので、オススメの本について紹介していきます。
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まずは現在の読書数についてアップデートです。
■現在の読書数:462冊
■短期目標:500冊
それでは今週ご紹介する一冊はこちらです。
小中学生にもわかる日本国憲法
本書は、日本国憲法を小中学生にも分かるように、分かりやすく解説した一冊になります。
日本国憲法がどういったものか?というのは認識していても、なかなか細かい内容までは分からない。という方は意外と多いのではないでしょうか?
学生の頃に学んだけれども、断片的にしか覚えていない。という方もいるかもしれません。
しかし、日本国憲法というのは日本の政治を考える上で、非常に重要な意味を持っており、寧ろ大人になってから学んでおきたい教養と言えます。
こちらの本では、日本国憲法がどういった経緯で作られたのかという点から始まり、憲法の特に重要な条項を抜き出して解説しているので、再度日本国憲法を学びたいという方に非常におすすめです!
今回は、そんな本書で紹介されている内容から、印象に残った憲法について、3つご紹介していきましょう。

1.第二十条(信教の自由)
最初にご紹介するのは、第二十条(信教の自由)。
日本は世界的に見ると珍しく、仏教やキリスト教などが入り混じっている文化があり、あまり宗教に関心のない方も多いと言われています。
しかし、世界の歴史を学んでいくと、ユダヤ教やキリスト教が隆盛したことにより、人類が進歩してきたのは明らかなので、宗教への考えが大事なのは間違いありません。
その昔、日本でも踏み絵などでキリスト教の迫害があったことを考えると、信教の自由が憲法で保障されているのは、素晴らしいことですね。
2.第二十四条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)
続いてご紹介するのは、第二十四条(家族生活における個人の尊厳と両性の平等)。
憲法というのは、今では当たり前のようなことばかりに感じますが、その裏には過去の偉人が、失敗を重ねながらも必死に考えた歴史があります。
この憲法もそのうちの一つで、男女平等の考えや、親が結婚相手を決めるのではなく、自分の意思で結婚相手を考える。という点が唱えられているんですね。
ただ、この憲法には明文的に「両性の」という記載があり、これが昨今話題のLGBTに対応できていないため、問題としても捉えられています。
日本国憲法を改憲していくべきか?というのは意見が分かれるところですが、少なくとも憲法も万能で完璧ではない。ということは、考えてかなければいけません。
3.第九十六条(改正の手続き、その公布)
最後にご紹介するのは、第九十六条(改正の手続き、その公布)。
憲法というのは国会議員の賛同を2/3以上得た上で、国民投票の半数以上を獲得して、初めて憲法改正できる。というのを明記したのがこちらの憲法です。
見てわかる通り、もの凄く高いハードルで、そう簡単には憲法改正できないようになっており、事実これまで日本国憲法が改憲されたことは一度もありません。
先ほどの二十四条のように、時代にマッチしていない憲法は改憲すべきでは?と思う方もいるかもしれませんが、一度改憲の事例を作ってしまうと、それに慣れてしまいどんどん憲法改正されてしまうことが、懸念されています。
今回細かくご紹介はしていませんが、憲法には基本的人権や戦争の放棄に関する条項もあるため、改憲に慣れてしまうと、権力者が都合のいいように改憲してしまう恐れも出てくるんですね。
とは言え、憲法を普遍のものとして何千年も運用すると、無理が出てくるのは明白なので、国民一人一人本当に必要な改憲は何かを考えていくのが、重要だと言えます。
皆さんも憲法について改めて学ぶことで、ご自身の意見を考えてみてください!
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おわりに
ということで、今回は憲法に関する本について紹介させて頂きました。
他にも、戦争や軍事に関する条約や、教育や学問に関する条約などについて紹介されていますので、気になる方は是非本書を読んでみてください(´∀`)
最後まで読んでいただきありがとうございました!